-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー

皆さんこんにちは!
合同会社徳吉、更新担当の中西です。
🧑⚕️ 第8回 訪問看護雑学講座
~緊急対応ってどうなってるの?いざというときの備え~
今回は、多くのご家族やご本人が気になる「緊急時の訪問看護」について、実際の対応体制や流れをご紹介します。
「もし急に呼吸が苦しくなったら?」「夜中に発熱したら?」「休日に転倒してしまったら?」
…そんな“もしも”のとき、訪問看護はどう動いてくれるのか、不安に感じたことはありませんか?
訪問看護ステーションの中には、24時間365日対応の体制を整えている事業所があります。
この体制では、利用者さんの急変やトラブルに備えて、時間外でも連絡が取れる体制が整っています。
具体的にはこんな流れです:
まずは緊急連絡先に電話!
→ 事前に登録された電話番号に直接連絡します(看護師の携帯など)
状況をヒアリング
→ 看護師が体調の変化や症状を電話で丁寧に確認します
必要なら訪問へGO!
→ 電話対応で対応できない場合や、緊急性が高いと判断された場合は、夜間・休日でも訪問します
必要に応じて主治医と連携
→ 医師の指示を仰いだり、救急搬送の判断も行います
夜間や休日は、通常の訪問とは異なる緊張感があります。
訪問看護師は、限られた時間と情報の中で、適切に状況を判断し、必要な処置を行います。
例えば:
高熱時のバイタルチェックと解熱剤の使用
呼吸困難時の酸素療法機器の確認や調整
点滴トラブルやカテーテルの不具合への応急処置
褥瘡(床ずれ)の出血や悪化への処置
…など、医療的な判断と技術を持つプロだからこそできる対応が数多くあります。
在宅療養では、「病院のようにすぐ看護師が駆けつける」ことができないからこそ、緊急時の備えが命綱になります。
訪問看護は、利用者さんとご家族の「いざという時の安心」を支える、大切な役割を担っているのです。
いざという時に慌てないために、日頃から以下を意識しておくと◎:
緊急連絡先を紙に書いて冷蔵庫や電話のそばに貼る
処方薬の場所や内容を家族で共有しておく
体温計や血圧計、バイタル手帳などの使用方法を確認
普段と違う様子を感じたら、小さなことでも早めに相談!
訪問看護は「日常を支える」だけでなく、「非常時のセーフティネット」としても頼れる存在です。
24時間体制や緊急対応があることで、病院に行かずに自宅で安心して暮らすという選択が、より現実的なものになります。
↓
↓
合同会社徳吉では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!