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皆さんこんにちは!
合同会社徳吉、更新担当の中西です。
シリーズ4: 訪問看護で受けられるリハビリテーション
テーマ:身体と心を支えるリハビリサービス
こんにちは!訪問看護ブログシリーズ第4回では、訪問看護で受けられる「リハビリテーション」に注目してご紹介します。リハビリは、身体機能の回復だけでなく、生活の質(QOL)を向上させるために欠かせないサービスです。「できること」が増える喜びや、心身の変化を一緒に感じながらサポートする訪問リハビリ。その具体的な内容と重要性について、詳しくお話しします!
訪問リハビリの目的
訪問リハビリの目的は、利用者一人ひとりの状態や目標に応じたケアを提供することです。
身体機能の維持・改善: 筋力や柔軟性を高め、転倒や寝たきりを予防します。
日常生活の自立: 起き上がりや歩行、食事といった基本動作の練習を通じて、生活の自立をサポートします。
心理的な支え: 「できるようになる」という成功体験を積み重ねることで、自信と意欲を取り戻します。
主なリハビリ内容
1. 身体機能のリハビリ
身体の筋力や柔軟性を取り戻すためのトレーニングを行います。
筋力強化: 太ももや腹筋、背筋など、日常生活でよく使う筋肉を鍛える運動。
関節の柔軟性向上: 可動域を広げるストレッチや関節運動を行い、動作のしやすさを高めます。
バランス訓練: 転倒を防ぐため、立ち上がりや片足立ちの練習を実施します。
例:
ベッドサイドで行う足踏み運動。
タオルを使った肩や腕のストレッチ。
2. 生活リハビリ
日常生活の中で必要な動作を練習し、自立を目指します。
起き上がりの練習: ベッドからスムーズに起き上がる動作をサポート。
着替えや洗顔: 利用者が自分で行えるように、コツを伝えながら一緒に練習します。
移動訓練: 室内での歩行や、杖や歩行器の使用方法を指導します。
例:
車いすからベッドへの移動を安全に行う方法の指導。
片手が不自由な場合のボタンの留め方を練習。
3. 予防的リハビリ
リハビリは、症状が現れてから行うものだけではありません。将来的なリスクを減らす「予防的リハビリ」も大切です。
寝たきり予防: ベッド上での簡単な運動やポジショニング(体位変換)を指導。
関節の拘縮予防: 長時間同じ姿勢でいることによる関節の硬直を防ぐ運動を行います。
循環促進: 足や腕を動かすことで血流を改善し、むくみや筋肉の萎縮を防ぎます。
例:
足を上下に動かす運動で、血液循環を促進。
ストレッチバンドを使った軽い筋力トレーニング。
リハビリの重要性
身体への効果
リハビリによって、利用者の体力や機能が向上し、日常生活がより楽になります。たとえば、以下のような成果が期待できます:
筋力や柔軟性の改善により、転倒やケガのリスクが軽減される。
日常動作がスムーズになり、介助が必要な場面が減少する。
心への効果
リハビリは身体だけでなく、心にも大きな影響を与えます。
自信の回復: 「できること」が増える喜びは、自信を取り戻すきっかけになります。
意欲の向上: 身体が動くようになると、外出や趣味活動への意欲が高まります。
孤独感の軽減: 訪問リハビリのスタッフとの交流が、心の安定にもつながります。
訪問リハビリの流れ
事前評価: 理学療法士や作業療法士が利用者の身体状態を詳しく確認します。
リハビリ計画の作成: 個別のニーズに応じたプログラムを作成。
実際のリハビリ: 専門スタッフが自宅でマンツーマンでサポートします。
定期的な見直し: 状況に応じて内容を調整し、より効果的なケアを提供します。
訪問リハビリがもたらす安心感
訪問リハビリを受けることで、以下のような安心感が得られます:
家族の負担軽減: プロによる指導が受けられるため、介護の不安が軽減されます。
自宅で受けられる: 移動が難しい方でも、自宅で専門的なケアを受けられるのは大きな利点です。
次回予告:精神的ケアと心の支援
次回は「精神的ケアと心の支援」についてお話しします。身体だけでなく、心の健康を保つことも療養生活には欠かせません。訪問看護がどのように心を支え、生活の質を向上させるのかをご紹介します。どうぞお楽しみに!
合同会社徳吉では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
皆さんこんにちは!
合同会社徳吉、更新担当の中西です。
シリーズ3: 訪問看護で受けられる医療サービス
こんにちは!訪問看護ブログ第3回では、「訪問看護で受けられる医療サービス」について詳しく解説します。訪問看護は、ただの生活支援ではなく、医療的なケアを含む包括的なサービスです。「自宅でこんなことまでできるの?」と驚かれる方も多い訪問看護の医療サービス、その詳細をご紹介します!
1. 健康状態のチェック
訪問看護の基本とも言えるサービスが、利用者の健康状態の定期的な観察です。
このケアが、病気の悪化や緊急事態を防ぐ大きな役割を果たしています。
バイタルサインの測定
血圧、体温、脈拍、酸素飽和度(SpO2)などを測定し、利用者の状態を確認します。
数値に異常が見られる場合は、医師や他の専門職と連携し、迅速な対応を取ります。
症状の観察
慢性疾患(糖尿病、心疾患、呼吸器疾患など)の進行状況を観察し、状態が悪化しないように管理します。
傷や皮膚の状態をチェックして、感染症の兆候を早期に発見することも重要です。
2. 投薬管理
訪問看護では、服薬に関するサポートも大きな役割を担っています。
高齢者や複数の薬を服用する方にとって、薬の管理は混乱を招きやすいものです。
服薬指導
薬の飲み忘れ防止: 服薬のタイミングや正しい飲み方をアドバイスします。
副作用の確認: 薬による副作用が出ていないかを確認し、必要があれば医師に報告します。
服薬カレンダーの作成: 複数の薬を服用している場合は、分かりやすいカレンダーや仕分けを提案します。
点滴・注射の提供
自宅でも、必要な場合は訪問看護師が点滴や注射を行います。
輸液療法や抗生物質の点滴など、病院と同等のケアが自宅で受けられるのは訪問看護の大きな利点です。
3. 医療処置
訪問看護では、利用者の自宅で行う医療処置にも対応しています。
これにより、病院での処置を減らし、療養生活の質を向上させることが可能です。
傷のケア
手術後の傷や床ずれ(褥瘡)の処置を行います。
感染を防ぐために、傷の清潔を保ちつつ、回復を促進する方法でケアします。
必要に応じて、創傷被覆材(ドレッシング材)を使用し、痛みを軽減しながら治癒をサポートします。
カテーテル管理
尿カテーテルや胃ろうなど、医療器具の管理や交換を行います。
正しい使用方法や管理方法について利用者や家族に指導を行い、感染リスクを最小限に抑えます。
人工呼吸器や酸素療法の管理
人工呼吸器や在宅酸素療法(HOT)を利用している方に対して、機器の点検や使用方法の確認を行います。
機器に異常がある場合は、専門業者と連携して迅速に対応します。
4. 病気や治療に関する教育
訪問看護では、利用者や家族への教育も重要な役割を果たしています。
病気についての知識提供: 持病の管理方法や、症状が悪化した際の対処法を説明します。
感染予防: インフルエンザや新型コロナウイルスなど、感染症予防のための手洗いや環境整備について指導します。
食事指導: 栄養バランスを考えた食事の取り方や、嚥下障害がある場合の対応方法をアドバイスします。
5. 緊急時の対応
訪問看護では、緊急時の対応も重要なサービスの一つです。
病状が急変した場合、訪問看護師がその場で適切な応急処置を行います。
必要に応じて救急車を手配し、搬送先の医療機関と連携します。
緊急時に備えた「緊急連絡体制」を整え、24時間対応可能な訪問看護ステーションも増えています。
訪問看護の医療サービスがもたらす安心感
訪問看護の医療サービスは、自宅で安心して療養生活を送るために欠かせない存在です。
利用者だけでなく、家族もサポートを受けることで、安心してケアに専念できます。
病院と同じレベルの医療ケアを自宅で受けられるため、通院の負担が軽減されます。
次回は「訪問看護で受けられるリハビリテーション」について!
次回のブログでは、訪問看護で提供されるリハビリテーションサービスについて詳しく解説します。身体機能を維持・改善するためのケアや、生活をより豊かにするサポート方法についてお話ししますので、ぜひお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
合同会社徳吉、更新担当の中西です。
本日は第2回訪問看護雑学講座!
今回は、訪問看護の流れについてです
訪問看護を初めて利用する方の中には、「どんなふうに進むの?」「私でも使えるのかな?」と不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも大丈夫!今回は、訪問看護を始めるときの具体的な流れを丁寧にご説明します。これを読めば、きっと安心して一歩を踏み出せますよ!
1. 相談と契約
最初はご相談からスタートします。
お問い合わせ
まずは電話やメールでお気軽にご連絡ください。現在の状況やご要望を簡単にお伝えいただければ大丈夫です。
初回訪問と説明
看護師がご自宅に伺い、サービスの内容や流れをご説明します。疑問や不安な点があれば、このときに何でも聞いてください!
契約手続き
訪問看護を利用するにあたっての契約を進めます。「こんなサービスがあるんだ!」と驚かれる方も多いですよ。
2. 訪問スケジュールの作成
次に、訪問する頻度や時間を決めていきます。
医師の指示書に基づいたプラン作成
訪問看護は医師の指示に基づいて行います。必要な医療ケアや看護の内容を確認し、それに沿ったケアプランを作成します。
生活リズムに合わせた調整
訪問の時間帯や頻度は、利用者さんやご家族の生活スタイルに合わせて柔軟に調整可能です。例えば、通院日の前後に重点的に看護を行うなど、個別に対応します。
3. 実際の訪問看護
いよいよ訪問看護がスタートします!
看護師の訪問
指定された日時に看護師が訪問し、健康状態のチェックや医療ケアを行います。例えば、バイタルチェック(血圧や体温の測定)や点滴、リハビリなどを実施します。
生活支援もばっちり
入浴やトイレの介助、食事のサポートなど、日常生活の中で困りごとがあれば対応します。看護師が訪問することで、利用者さんだけでなくご家族の負担も軽減されます。
状態の報告と連携
訪問後は、利用者さんの状態を医師やケアマネジャー、ご家族に報告します。必要があれば、プランを見直してより適切なケアを提供します。
初めての方でも安心!
訪問看護は、ただ「看護を受ける」だけでなく、利用者さんと看護師が一緒に良い生活を作り上げるものです。初めてで不安な方でも、丁寧にサポートしますので、どうぞリラックスしてご利用くださいね。
次回は、「訪問看護で受けられるサービスの種類」について詳しくお話しします!
訪問看護は、プロのサポートを受けながら自宅で安心して暮らすための素晴らしい仕組みです。ぜひ、このブログをきっかけに訪問看護の魅力をもっと知ってくださいね!
以上、第2回訪問看護雑学講座でした!
次回の第3回もお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
合同会社徳吉、更新担当の中西です。
いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?
風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!
さて、本日からシリーズ更新が始まります!
合同会社Fountain Valley監修!
訪問看護雑学講座!
訪問看護に関する豆知識を毎回少しずつお届けしたいと思います。
記念すべき第1回目のテーマは!
訪問看護の基本的な役割についてです!
訪問看護と聞いて、どんなイメージを持っていますか?
「病院に行かなくても看護師さんが来てくれるサービス」と思っている方、まさにその通りです。でも訪問看護にはそれ以上の魅力がたくさん詰まっているんです。今回はその基本について、詳しくご紹介します!
訪問看護の基本的な役割
訪問看護は、自宅にいながらプロの看護を受けられるサービス。病院に行く負担を減らしながら、個々の生活スタイルに合ったケアを受けられるのが特徴です。主な役割をご紹介します!
健康管理
– バイタルチェック(血圧や体温の測定)や服薬管理を通じて、体調の変化を早期に発見します。
– 「最近少し元気がない」「食欲が落ちてきた」など、細かい変化も見逃しません。
医療ケア
– 点滴や傷の処置、人工呼吸器の管理など、病院と同じような医療ケアを自宅で受けられます。
– 定期的なケアで病気の進行を抑えたり、治療効果を高めるお手伝いをします。
生活のサポート
– 入浴や食事、トイレ介助など、日常生活で困る場面をサポート。
– また、リハビリを通じて身体機能の維持や向上を目指します。
こんな方におすすめ
訪問看護は、以下のような方に特におすすめです!
高齢で病院に通うのが難しい方
自宅で看護を受けられるため、通院の負担を軽減できます。
病気や障害があり、自宅でのケアが必要な方
ご自身でのケアが難しい場合や、より専門的なケアが必要な場合に最適です。
ご家族だけでは対応が難しい医療ケアをサポートしてほしい方
例えば、点滴や胃ろうの管理など、専門知識が求められるケアも訪問看護ならお任せです。
訪問看護の魅力
訪問看護の一番の魅力は、**「自宅で安心して暮らし続けられる」**ことです。
病院や施設ではなく、自宅で過ごす時間を大切にしたいと思う方にとって、訪問看護は心強い味方。家族とともに過ごしながら、自分らしい生活を送るサポートをしてくれます。
「こんなに助かるなんて知らなかった!」という声も多い訪問看護。
次回は、実際の訪問看護の流れについて詳しくお話しします!
訪問看護は、あなたの暮らしを支えるだけでなく、笑顔や安心も届けるサービスです。初めて利用する方もぜひご相談くださいね!次回の**「訪問看護の流れ」**もお楽しみに!
以上、第1回訪問看護雑学講座でした!
次回の第2回もお楽しみに!
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ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
皆さんこんにちは!
合同会社徳吉、更新担当の中西です。
さて今回は
~“強い訪問看護チーム”~
人手不足、重症化、書類負担——それでも在宅医療のニーズは増え続けています。鍵は仕組み化。ここでは、**品質(Q)×生産性(P)×満足度(S)**を同時に高める運営の実務をまとめました。
目次
役割:管理者/教育担当(プリセプター)/感染対策担当/ICT担当/夜間当番
スキルマトリクス:創傷・呼吸・小児・精神・終末期など領域×熟練度を表で管理
同行ルール:新規・増悪・看取りはW訪問を標準化
半径クラスター(近距離で束ねる)+時間帯スロット(AM/PMの固定窓)
ルート最適化アプリで1日10〜20%の移動短縮を目標に
医師・薬局の時間割と合わせ、連絡を同一タイミングに寄せる
電子カルテ+音声入力でSOAP/フォーカス記録を時短
写真連携(創傷・むくみ・ストマ)を日付・部位名で統一
指示書・報告書はテンプレ化し、提出リードタイムを数値管理
5R与薬(正しい患者・薬・量・時間・方法)+高リスク薬プロトコル(インスリン・抗凝固薬・オピオイド)
転倒・褥瘡リスク評価のルーティン化 → 予防介入(段差・マット・体位変換)
感染対策:標準予防策、針刺し時の対応、物品持ち込み/持ち出しの動線
技術チェックリスト(吸引、ポンプ管理、ストマ、点滴、看取りコミュニケーション)
ケースレビュー(週1)とケースカンファ(月1)
EOL研修:痛み評価、ACP(人生会議)、グリーフケアのロールプレイ
退院前カンファへ必ず参加、初回訪問は48時間以内
ケアマネ定期共有(月1サマリー)/薬剤師とは残薬・相互作用のショートレポート
PT/OT/STと同日・連続訪問を設計し、ADL改善を加速
災害:停電・断水・道路遮断時の優先訪問リスト/紙カルテへの切替手順
夜間安全:単独訪問は出入口・照明・連絡保持をチェック、セーフワードで全員合図
感染流行期:代替スタッフプールと訪問間隔の見直しルール
オンコール設計:件数の見える化、翌日の負荷軽減(遅番スタート)
面談(1on1):月1で学び・負担・感情を言語化
メンタルヘルス:相談窓口・休息の権利・アルコールゼロ運転徹底
再入院率、急変コール応答時間、初回訪問48h達成率、文書提出期限遵守率、記録当日完了率、家族満足度
週次で**“数字→原因→対策→担当→期限”**の1行フォーマットに落とす
Day1–7:ルート最適化&W訪問基準を策定
Day8–14:与薬・高リスク薬のチェックリスト運用開始
Day15–21:写真運用の命名規則と共有ルールを統一
Day22–30:KPIダッシュボード公開&週次ミーティング固定化
訪問看護の力は、仕組み×連携×人材育成で最大化します。
「安全の型」「時短の型」「連携の型」を整え、患者さん・ご家族・スタッフが笑顔で続く在宅をつくりましょう。必要なテンプレやチェックリストは、いつでもご相談ください。📩🧡
合同会社徳吉では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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皆さんこんにちは!
合同会社徳吉、更新担当の中西です。
さて今回は
~訪問看護が支える“安心の暮らし”~
病院からご自宅へ。環境が変わると、不安や負担はぐっと増えます。訪問看護は、看護師がご自宅へ伺い、医療と生活の両面を支えるサービス。年齢や疾患を問わず、**退院直後の不安期、慢性疾患の長期管理、看取り(終末期)**まで幅広くサポートします。
目次
病状観察(体温・脈拍・SpO₂・むくみ・呼吸音)
服薬支援(薬の仕分け、飲み忘れ防止、飲み合わせチェック)💊
点滴・注射・創傷ケア(褥瘡予防・処置、抜糸後の管理)
呼吸ケア(在宅酸素、吸引、排痰訓練、COPDの息切れ対策)🌬️
排泄ケア(ストマ・膀胱留置カテーテル・導尿・便秘対策)
栄養・嚥下支援(経管栄養、食形態の提案、誤嚥予防)🍽️
リハビリ(関節可動域・歩行訓練・ADL練習・福祉用具提案)
認知症・メンタル支援(BPSD対処、睡眠・昼夜逆転の調整)🧠
家族支援(介護技術レクチャー、レスパイトの相談)👪
在宅での看取り(疼痛緩和、意思尊重、グリーフケア)🕯️
相談(電話/LINE/紹介)→ 面談(困りごと整理)→ 主治医の指示書取得 → 契約・計画作成 → 初回訪問。
平均1〜2週間が目安ですが、退院日決定など急ぎの場合は優先調整も。📞
24時間連絡体制(オンコール):発熱・呼吸苦・疼痛・化学療法副作用など
往診・薬局との連携:必要時は医師に即連絡、処方や指示変更を迅速化
電話時は症状・開始時刻・体温・服薬状況をメモするとスムーズ📝
Q. 介護保険と医療保険、どっち?
A. 原則は介護保険(要介護・要支援の方)。急性増悪・医師の指示で医療保険になる場合も。公費助成(難病・小児等)対象のケースもあります。詳細はケアマネ・当事業所にご相談ください。
Q. 回数や時間は?
A. 症状や生活状況に応じて週1〜毎日の短時間まで柔軟に設計します。⏱️
手指衛生(手洗い・アルコール)を“帰宅後・食前・排泄後”に習慣化
咳エチケットと換気、共有部分の拭き取り
物品は家族と区別(体温計・ピンセット等)
午前:心不全の方へ体重・浮腫チェック→減塩のコツ共有
午後:在宅酸素の方へ呼吸リハ→息切れ時の体位(リカバリー姿勢)練習
夕方:終末期の疼痛評価→オピオイドの副作用管理・ご家族の不安傾聴
[ ] 主治医・ケアマネの連絡先を冷蔵庫などに掲示
[ ] 服薬カレンダー(朝・昼・夕・就寝)を作る
[ ] 発熱・痛み時の連絡基準を家族で共有
[ ] 介護者の休める時間を先に確保(ショート・デイ等)
訪問看護は、医療の安心と生活の安心を“家で”両立させる仕組みです。
「退院が不安」「夜が心配」「家族の負担を軽くしたい」——どれもご相談ください。**一緒に“あなたのペース”をつくります。**📞🏠💐
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🧑⚕️ 第8回 訪問看護雑学講座
~緊急対応ってどうなってるの?いざというときの備え~
今回は、多くのご家族やご本人が気になる「緊急時の訪問看護」について、実際の対応体制や流れをご紹介します。
「もし急に呼吸が苦しくなったら?」「夜中に発熱したら?」「休日に転倒してしまったら?」
…そんな“もしも”のとき、訪問看護はどう動いてくれるのか、不安に感じたことはありませんか?
訪問看護ステーションの中には、24時間365日対応の体制を整えている事業所があります。
この体制では、利用者さんの急変やトラブルに備えて、時間外でも連絡が取れる体制が整っています。
具体的にはこんな流れです:
まずは緊急連絡先に電話!
→ 事前に登録された電話番号に直接連絡します(看護師の携帯など)
状況をヒアリング
→ 看護師が体調の変化や症状を電話で丁寧に確認します
必要なら訪問へGO!
→ 電話対応で対応できない場合や、緊急性が高いと判断された場合は、夜間・休日でも訪問します
必要に応じて主治医と連携
→ 医師の指示を仰いだり、救急搬送の判断も行います
夜間や休日は、通常の訪問とは異なる緊張感があります。
訪問看護師は、限られた時間と情報の中で、適切に状況を判断し、必要な処置を行います。
例えば:
高熱時のバイタルチェックと解熱剤の使用
呼吸困難時の酸素療法機器の確認や調整
点滴トラブルやカテーテルの不具合への応急処置
褥瘡(床ずれ)の出血や悪化への処置
…など、医療的な判断と技術を持つプロだからこそできる対応が数多くあります。
在宅療養では、「病院のようにすぐ看護師が駆けつける」ことができないからこそ、緊急時の備えが命綱になります。
訪問看護は、利用者さんとご家族の「いざという時の安心」を支える、大切な役割を担っているのです。
いざという時に慌てないために、日頃から以下を意識しておくと◎:
緊急連絡先を紙に書いて冷蔵庫や電話のそばに貼る
処方薬の場所や内容を家族で共有しておく
体温計や血圧計、バイタル手帳などの使用方法を確認
普段と違う様子を感じたら、小さなことでも早めに相談!
訪問看護は「日常を支える」だけでなく、「非常時のセーフティネット」としても頼れる存在です。
24時間体制や緊急対応があることで、病院に行かずに自宅で安心して暮らすという選択が、より現実的なものになります。
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🏠 第7回 訪問看護雑学講座
~多職種連携ってなに?チームで支える在宅ケア~
こんにちは!今回のテーマは「多職種連携」。
少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、実は在宅医療・訪問看護においてはとっても大切なキーワードなんです✨
訪問看護というと、「看護師さんが家に来てくれるサービス」というイメージが強いかもしれません。でも実際には、医師・ケアマネジャー・理学療法士・作業療法士・薬剤師・ヘルパー・管理栄養士など、たくさんの職種が関わって、利用者さんの生活全体を支えているんです。
このような連携を「多職種連携」と呼びます。
具体的な場面で見てみましょう。
医師が出した在宅療養の指示書をもとに、看護師が訪問ケアを実施
ケアマネジャーがケアプランを立て、それに沿って訪問看護や介護サービスを調整
**リハビリ職(PT・OT・ST)**と看護師が情報を共有し、転倒予防や身体機能の維持を図る
薬剤師と連携して、薬の副作用チェックや飲み忘れ対策をサポート
ヘルパーと連携して、日常生活支援(入浴・排せつ・食事介助など)を調整
それぞれの専門分野のプロが協力し合い、「利用者さんの安心した在宅生活」という同じゴールに向かって動いているのです。
訪問看護師は、医療・介護の情報を横断的に把握できる貴重な存在です。医師からの指示と実際の生活状況をつなぎ、ケアマネジャーに状況を報告し、必要があれば家族と相談して介護内容を調整…。
時には「橋渡し役」、時には「調整役」として、現場の中核を担うことも少なくありません。
病院とは違い、在宅では看護師が1人で訪問する場面が多くなります。でも、1人で抱え込まないのが訪問看護の大原則。
困ったときは、他職種にすぐ相談。連携体制がしっかり整っていれば、どんな変化にも柔軟に対応できます。
在宅医療・訪問看護は「人と人との連携」で成り立つケアのかたち。
多職種が協力し合い、同じ方向を向いてケアを届けるからこそ、安心して“家で暮らす”という選択が実現できるのです。
次回は「第8回:緊急対応ってどうなってるの?いざというときの備え」をお届け予定!どうぞお楽しみに😊
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皆さんこんにちは!
合同会社徳吉、更新担当の中西です。
訪問看護は、病院や診療所での医療とは異なり、患者が暮らす「自宅」という生活の場でケアを提供するという特殊な医療サービスです。そのため、病院看護とは異なるスキルや心構えが求められます。
訪問看護師は、患者の身体的ケアだけでなく、精神的なサポートや家族のケア、地域との連携など、多岐にわたる役割を担います。その中で、質の高いケアを提供するために守るべき「鉄則」があります。本記事では、訪問看護の鉄則を「基本姿勢」「ケアの実践」「安全管理」「チーム連携」「家族支援」の5つの視点から詳しく解説します。
目次
病院では看護師が主導権を持ちやすいですが、訪問看護では患者の「生活の場」に入ることを忘れてはいけません。
✅ 鉄則:「訪問する側である」という意識を持ち、患者や家族のペースを尊重すること。
訪問看護では、病院と違い治療だけでなく、患者の生活そのものを支える視点が求められます。
✅ 鉄則:「病気を診るだけでなく、患者の生活全体を考えること。」
訪問看護では、限られた時間の中で患者の状態を正確に判断する能力が求められます。
✅ 鉄則:「わずかな変化を見逃さないこと。」
病院と違い、訪問看護では使える医療機器や物品が限られているため、シンプルで確実な技術が求められます。
✅ 鉄則:「現場の制約を理解し、応用力を持つこと。」
訪問看護の現場では、病院とは異なり、環境が整っていないことが多いため、安全管理が最優先となります。
✅ 鉄則:「患者の生活環境を整え、リスクを回避すること。」
病院と違い、訪問先では医療機器や人員が限られているため、緊急時の初動が重要になります。
✅ 鉄則:「もしもの時の行動をシミュレーションしておく。」
訪問看護は、医師・ケアマネージャー・介護士・理学療法士・薬剤師など、多職種と連携することが不可欠です。
✅ 鉄則:「情報共有をスムーズにし、チームで患者を支えること。」
患者のケアには、家族の協力が不可欠です。しかし、家族も疲れていたり、不安を抱えていることが多いため、適切な支援が求められます。
✅ 鉄則:「家族の負担を軽減し、支える視点を持つこと。」
訪問看護は、病院での看護とは異なり、患者の生活そのものを支える視点が求められる特別な医療サービスです。
訪問看護の鉄則として、
✅ 「患者の生活に寄り添い、価値観を尊重すること。」
✅ 「少ない時間と道具で、最大限のケアを提供すること。」
✅ 「リスク管理を徹底し、安全な環境を作ること。」
✅ 「チームで協力し、多職種と連携すること。」
✅ 「家族も含めたトータルケアを意識すること。」
これらを実践することで、訪問看護師は単なる「医療提供者」ではなく、患者の生活と人生を支える重要な存在となります。今後、訪問看護のニーズはさらに高まることが予想されるため、プロフェッショナルとしての姿勢を忘れずに、日々のケアを実践していきましょう。
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合同会社徳吉、更新担当の中西です。
訪問看護は、病院や診療所ではなく、自宅で医療サービスを受けることができる仕組みです。高齢化社会が進む現代において、その重要性はますます高まっています。しかし、訪問看護の歴史を振り返ると、その起源は意外にも古く、時代の流れとともに形を変えながら進化してきたことがわかります。
目次
訪問看護の起源は、病院が存在しなかった時代に遡ります。中世ヨーロッパでは、修道院が医療活動を担い、病人や貧しい人々の家を訪れて治療を行う「慈善看護」の形が確立していました。
この時代の看護は「医療」よりも「宗教的な慈善活動」としての側面が強く、現代の訪問看護とは異なる形でした。
訪問看護が「専門職」としての形を持ち始めたのは、19世紀のナイチンゲールによる看護改革がきっかけでした。
ナイチンゲールは、「医療は病院の中だけで行うものではない」と考え、患者の生活環境を整えることが健康回復につながるという概念を広めました。これは、現代の訪問看護の理念にもつながっています。
19世紀後半、イギリスやアメリカでは、貧困層向けに看護師が家庭を訪問する制度が整備され始めました。
この頃の訪問看護は、医療だけでなく「公衆衛生の改善」や「貧困層支援」といった福祉的な役割も担っていました。
戦後、医療技術の発展とともに、訪問看護は公的医療制度の一部として組み込まれるようになりました。
この時期、訪問看護は単なる「福祉」ではなく、医療の一環として認識されるようになり、保険制度の中に組み込まれることで広く普及していきました。
日本では、戦後の高度経済成長とともに病院中心の医療体制が進み、訪問看護はほとんど普及しませんでした。しかし、1980年代になると高齢化の進行により、「病院完結型の医療」から「在宅医療」へのシフトが求められるようになりました。
現在の訪問看護は、高齢者だけでなく、がん患者や難病患者、小児医療、精神疾患のケアなど、幅広い領域で活用されています。
近年、訪問看護はさらに多様化・専門化しつつあります。
ICT(情報通信技術)の活用:
緩和ケア・ターミナルケアの充実:
若年層・障がい者への対応強化:
訪問看護は、修道院の慈善活動から始まり、ナイチンゲールの看護改革を経て、現代の医療制度の中で重要な役割を担うようになりました。特に日本では、高齢化や医療費問題の影響で、今後ますます需要が高まる分野です。
今後は、ICT技術の活用や、多職種連携の強化によって、より効率的で質の高い訪問看護が求められるでしょう。訪問看護は、ただの医療サービスではなく、「患者と家族の生活を支えるライフケア」としての役割を果たし続けるのです。
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私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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